さて、苦労してサイトを立ち上げたとしよう。あなたは賢い。優秀なホスティングを選択したはずだ。きっとサーバーは休まず動き続けてくれるだろう。
ちゃんと考え、自分の要求を満たしてくれるサイトをじっくり選定したならば、そうなる...はずだ。だが、どうやって、それを確認するのだろう。24時間連続で見張っているわけにはいかない。
そこでアップタイム監視サイトの登場だ。自分で見つけたいならどうぞ。"uptime monitoring"で検索すれば雨の後のヤブ蚊のようにいくらでも見つかる。もし面倒なら、続けて読むことをお勧めしよう。
金銭的に考えれば三種類ある。完全に有料なところ。30日間無料タイプ、そして機能限定版で良ければ無料と言うところである。
有料タイプは実に様々な監視方法を提供してくれる。あなたが、重要な自サーバーを建てたときなら、いくらかのお金を払ってもこれらのサーバーを利用すべきだ。稼働状態はホスティングを提供している会社の言うことをそのまま信じてはいけない。良くあるのが「あらかじめ計画していたメンテナンス時間はダウンタイムに入れない」というトリックだ。
第三者にそのサイトが連続して動作しているのを証明する必要があるなら、複数契約するべきだ。一カ所あたり月10ドルかからない。
30日間無料タイプはその間、全機能が試せるのが通常だ。あなたのニーズに一致しているか実際に試してから、有料版に切り替えればいい。
いわゆる通販サイトなどは、サイトが停止している時間はその分売り上げが落ちるというのは、良く聞く話だ。どうしても買いたいお客なら、また来てもらえる。しかし、普通の顧客はあなたのサイトがだめなら、検索し他のサイトへ流れてしまう。連続稼働はとても重要になる。
それほどシビアではない、我々個人が運営しているサイトでも、連続稼働はそれなりに重要である。検索する内容を調べに来るロボットは時間は関係ない。いつやってくるかわからない。その時間にアクセスできなければ検索順位が落ちてしまう。人間も同様、アクセスできないサイトにしがみつくユーザーは少ない。稼働時間はあなたのサイトの信頼度でもある。
しかしだ。ホスティングに金を払い、デザインにも時によりお金を払い、更に運営時に追加で金が払えるかと言われれば、それは控えさせてもらいたいのが本音。そこで、無料でもそれなりに使用できる監視サイトを探すことになる。
監視サイトは単につながっているかを調べるだけのタイプは少ない。通常、指定されたページを読み込み、その時間なども計測してくれる。
監視サイトによっては世界中に監視ポイントを置き、そこからも読み込もうとしてくれるところも多い。実際、一カ所だけから調べる監視サービスのほうが少ない。多いところだと、約35カ所からアクセスしてくれる。
通常はトップページを指定するわけだが、その監視サービスが何カ所からアクセスするかは結構重要である。特に、サーバーの転送容量が少ないホスティング契約では、監視分だけで容量を超してしまわないように慎重に選択する必要がある。
電卓でかけ算をすればどの程度の容量が消費されるか簡単に計算できる。1時間に1回、10カ所からアクセス、ページが20KBだとすれば、20KB x 24 x10 = 4800KB、実に一日5MB近く消費される。
通常ブラウザーからアクセスすれば、キャッシュにいくらかのデーターは残るので、次回以降のアクセスはそれを表示するのに必要な大きさは小さくなる。しかし、この手のサービスはそのページを表示する情報を全部、しかも毎回アクセスすることをお忘れ無く。
(実は監視サイトがどこが良いか調べるために、当サイトをあちこちに登録しまくっている。おかげで一日1GBほど消費されているw。まあ、一ヶ月で30GB、当サイトの乗っているホスティング契約は月500GBだから、問題ない。)
そうそう、ホスティング契約でCPU時間の使用制限、資源の制限があるところは、同時アクセスタイプだと、その時間に使用率が瞬間的にぐっと上昇する可能性があることをお忘れなく。何十カ所からもアクセスしてくれるタイプは止めておくか、もしくはCMSを使用しているならキャッシュの設定をきちんと行い、不必要な資源を消費しないようにしてから試すことをお勧めする。
これ以降は現時点で見つかった監視サイトを紹介したいと思う。無料で使える場所にポイントを絞っている。30日間お試しで無料と言うところは除いている。監視は長期間実行しないと役に立たない。ならば無料で長く使えるところでなくては、30日後にまた、どこかのサイトで登録しなくてはならない。これは手間だ。一度設定したら、あとは数年放っておけるところでないと面倒だ。
なお、移行の紹介では、各ページのタイトルがそこに書かれている監視サイトへのリンクになっている。
多くの日本人にとって外国サイトを利用する障害となるのは、言葉だ。英語が世界語である限り、英語サイトが多いのは当然だ。
そこで最初に紹介するのはアジア代表、たしかシンガポールの会社だったと思う。Hyperspin社だ。日本語設定のブラウザからアクセスすれば日本語ページが表示される。
登録しよう、30ドル分が無料で使用できる。その30ドル分でフル監視を試せる。
登録前に一番上にURLを指定して試すこともできる。あ、これこれ。そこの君。このサイトで試さない。試さなくても、十分早いでしょ。w 自分のサイトで試してほしい。なんせ一回に13カ所からアクセスである。現在42KB x 13で546KB、一回で0.5MB消費だ。まあ、どうしてもというなら2,3回なら許そう。その代わり、安定して早いサーバーであることを記録にとどめるように。w しかし、基本は自分のサイトで行うものであるのをお忘れ無く。
30ドル分を無料で使えるはずだが、私はいま無料アカウントの分しかこのサイトで試せない。実はバグっている。
30ドル分の無料監視を続けて利用するため、アカウントを取り直し再度その対象サイトを指定する不正利用を防ぐため、一度監視されたサイトについては、有料機能が使えなくなるのだ。
今回、私は初めてユーザー登録し、当サイトを指定したのだ。しかし、事前にトップページにあったお試し(クイックテスト)でここを指定し実験し、その後、有料機能を試そうとしたのだが、この制限に引っかかってしまったらしいのだ。お試しで指定したサイトも保存しているらしく、一度試したサイトは、30ドル分のテストで使用できない。うーん、だれかこのバグに気づいても良いものだけれど。長くやっている会社らしいのに。
では、フリーアカウントが使えないほど低機能かと言えば、実はそうではない。これで十分である。フリー版はモニタリングが60分周期、テストはhttpに対してのテスト、ポートは80に固定である。共有サーバーを借りているのであれば、これで十分だ。
当サイトは現在トップページを読み込むと42KBだから42KB x 13カ所 x 24時間で、一日あたり13MBちょいだ。一ヶ月で390MB。当サイトのホスティングは月間500GB、への突っ張りにもならんですよ。しかし月間500MBの無料サイトとか激安サイトを利用しているなら、重荷になるかもしれない。
ちなみにこれを1分監視の有料サービスで一ヶ月行うなら、60倍になるため、390MB x 60で23GBになる。ここまでやるのは個人で共有サーバーを借りているレベルでは、やり過ぎだろう。
日本語はまあまあ、それなりだ。多分日本人ではない方が訳したのであろう。登録すると一番下に協力するかとかいう分かりづらい文章が出て、赤字のリンクで拒絶とか拒否だったか表示されるが、それはYesのリンクだ。完全に誤訳である。クリックすると「協力してくれるそうで、よろしく」というメールがやってくることになる。
この手の監視サイトであると、計測結果を一般の方に発表するための機能が付いている。このサイトの場合、公開用のリンクを用意してくれるのだが、これは現在稼働中かどうかを表すだけだ。その中に「ウェブサイトモニタリング」というリンクがあるのだが、推測するに詳細を表示するためのリンクだろう、Invalid URLとしか表示されない。多分、有料版でないと本来このリンクは表示されないのが正しいのかもしれない。有料版だけで詳細が表示できるのだとすれば理解できる。いずれにせよ、この機能は実用にはならない。まあ、試してもらえば分かると思う。
他にも良い監視サイトは多く存在するが、どうしても日本語にこだわる方の選択肢は少なくなる。ここか、かなり高めの日本の監視サイトを選択するしかない。基本、日本はサービスがよいが、その分値段が張るのが困ったところだ。我々個人ユーザーには手が届かない。
ここからは英語サイトのみである。一応、探してみたのだが、日本のサービスは値段的に個人で使用できる代物ではない。
続いてPingdom。トップサイトがどのような様子であったか、私は思い出せない。現在、ログイン画面に飛ばされてしまう。登録したユーザーには、ログイン画面を強要しているらしい。ここら辺の仕組みはクッキーだけではないらしい。普段使いのFirefoxだけでなく、IEで試したが、やはりログイン画面に飛ばされる。IPの監視とクッキーの二本立てで調べているらしい。(もしかしたら、本当にログイン画面がデフォルトだったのかもしれない。けれど、ユーザー登録ができないので、別にルートのページは存在していたはずだ。まあ、わざわざ表示させるのに、手間をかけたくなというのが本音である。)
というわけで、ユーザー登録のやり方などが思い出せないので悪しからず。たしか、どこも難しいことはなかったはずだ。
メニューの構成は比較的わかりやすい。
フリーアカウントで使用できるのは1サイトだけ、監視周期の単位は1分、5分、15分、30分、60分である。当サイトでは15分にしておいた。SMSアカウントというのがはっきりしないのだが、Short Mail Serviceなら携帯電話へダウンタイムを通知できる回数かもしれない。20アカウント付いてくる。
監視対象はhttpだけではない。TCP、Ping、DNS、UPS、SMTP、POP3、IMAPが監視でき、ポートも指定が効く。
こちらも13カ所からサイトへ接続してくれる。ただ、ダラスに3カ所、ロンドンに2カ所調査のサーバーがあるらしいが、同じ都市に2カ所は無駄であろう。無理に調査地点を増やした感がある。
このサイトも公表用のパブリックレポートを表示してくれる。ただ、やたらに遅いこともある。表示されれば、まともだ。
トップのメニュー、左上のメニューの稼働監視はここのパブリックレポートへリンクを張っている。どんなものかはご自身で確認いただきたい。
共用サーバーでサイトを立ち上げている人間なら、まあ時間を15分、30分、60分で十分であろう。60分では不安という人は満足する回数を増やせばよい。まあ、サイト一つだけを監視するには最強の無料サイトであろう。
もしあなたが15分単位の監視で満足できるなら、ここも無料監視サービスで最強のものの一つとして数えられることに気づくと思う。何せ最大5つまでの監視ができる。
メニューは非常にわかりやすい。
監視時間は15分、30分、60分である。機能も盛りだくさん、HTTPはもちろんFTP、メールは一通り、DNS、PING、ドメイン名およびSSLの失効監視、TELNETにポートスキャンもサポートだ。全部無料だ。
監視結果を公開するには、ページへのリンクの他に、ボタンイメージでサイトに貼り付けることができる。おしゃれなデザインなのだが、残念なことに当サイトのテンプレートで使用されているAjaxライブラリー、mootoolsのjavascriptでエラーが発生するため、ここでお見せできない。
監視結果のページへはこちらからどうぞ。おしゃれなデザインだ。ただ、多少は見づらいかもしれぬ。
監視箇所なのだが、3カ所ある。当然一カ所は指定しなくてはならない。一カ所に付き、1監視と見なされるため、もし5サイトの監視を行いたいなら、各サイトに付き一カ所ずつしか指定できない。ただし、共用ホスティングならば、自分の運営しているサイトのうち、一つだけ監視しておけばことは足りるため、3つ全部を指定しておけばよい。全部を使い切る必要もないだろう。
サーバーが落ちたときの通知は5回分まで無料でサービスされているらしい。他のサイトだと通知なしも選べるのだが、この監視サイトでは必ず通知先を指定する必要がある。
監視箇所が世界3カ所しかないのは、逆に良いことかもしれない。しかも、一カ所まで減らせる。もし転送量の制限がきついサイトであれば、1カ所を指定することで、最低限度の監視が行えるというわけだ。
ここは困りものだ。サイトの作りが悪く、何ができるのか、どこでできるのか、最初は判断に苦しむ。理解できるまで一番悩んだサイトである。分かってしまうと実に単純なのだが。
有料版は、別のドメインになっている。ここでは無料版だけが使用できるのだ。
周期は15分監視だけだが、監視できるサイトの数は制限がない。
アカウントの作成は最速だ。余計なものを指定する必要がない。しかも、メールによるアクティベートも必要ない。登録すればすぐに使用できる。
指定できるのはドメイン名でHTTPとSHTTPのみチェック可能だ。ポートアドレスの変更などは一切できない。
監視結果の一般公表はできない。
どうやら監視箇所は一カ所のみ。
お手軽に監視したい人、もしくは監視するサイトがたくさんある人は、こちらを利用すると良いかもしれない。
有料版では日本にも監視サーバーを置いてあることが示されている唯一のサイトである。ただ、固定でそれを選べるのかは分からない。なにせ無料版では世界6カ所(日本は含まれない)のどれかがランダムにチェックに使用されると書かれている。ということは、通信時間は毎回変わってしまうので、平均レスポンス時間が表示されるが、参考にはならないと言うことだ。
監視時間は30分固定、対象は一つだけであるが、HTML、PHP、ASP、CFMなどのページ類、Linkの存在、HTTP、HTTPS、FTP、POP3、SMTP、IMAP、DNS、MySQL、SSL、TPC、Ping、カスタムも可能。盛りだくさんだ。
特にここでうれしいのは、一般公開の方法が盛りだくさんだと言うこと。6色のボタンが選べる。ボタンの中にアップタイムを表示するタイプとしないタイプの2つ種類がある。標準的なhtmlなので、Javascriptなどと干渉は起こさない。というわけで、当サイトの左側、アンケートの上に表示されているボタンはアップタイム表示付きのボタンである。このサイトのものを利用している。ご自身でクリックして試してもらいたい。
アップタイムをサイト内に表示するためにPHP、ASP、ASP.NET、Perlのスクリプトも提供されている。
他にサーバーの状態だけを表示するページへのリンクボタンも提供される。赤を指定してみよう。どうぞ、クリックしてください。
いかがであろうか。Ajaxはやりの昨今ではボタンの表示にjavascriptを使われると、使用しているAjaxライブラリーによってはコンフリクトを起こす。そのため、様々なタイプでこの様なサービスを提供してくれるのはありがたい。自分で頭を悩まさなくて済むと言うものだ。
やっと見つけた、理想の無料監視サイトである。
監視は30分感覚、場所はEU、多分ドイツと、USの2カ所の監視である。http,https,ftp,sip,tcp,uud,imap,smtp,pop3,ping,dnsとフルラインナップ。
使用してみれば分かるが、監視パネルのできがずば抜けている。相当技術も高いらしい。javascriptばりばりのページで、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズ可能。
残念ながら、無料版だとユーザーに情報を公開できない。
技術が高いだけでずいぶんとサービスが悪いなって?いやいや、結論づけるのはまだ早い。
どこの監視サイトも一長一短である。そして料金が高い。おそらくこのページを検索してたどり着いた方は、私と同様に監視は一カ所出来れば良く、監視ポイントは2カ所か3カ所程度、出来れば1分間隔の監視を行いたいと思っているはずだ。
ところが、こんなぴったりした条件の無料サービスは無い。そこで月に200から300円程度の有料サービスを探していないだろうか?まさしく、ここがぴったりなのだ。
有料の場合、サイト名が変更になる。monitis.comだ。
ここ以外のサービスの場合、有料のサービスは個人で使用するには高すぎて、監視可能サイト数も多すぎる。月500円程度で3サイトくらいが平均的であるが、たいてい1分間隔の監視はサービスされていない。BinayCanaryなら10サイト監視で月5ドルである。1サイトでいいから月50セントにして欲しい。そうすれば、間違えなくここがトップだ。機能も多いし、使いやすいし、結果が見やすい。
ただ、月4ドルの共有サーバーに5ドルの監視は付けられない。商売をやるのなら、それくらいは致し方がないかもしれない。通知方法も盛りだくさんだ。
なぜ、minitis.comが良いのかと言えば、個人のニーズに合わせてプランが作成できるのだ。例えば私の場合、2カ所からの監視、1分間隔、監視対象は1サイトが希望だ。これなら実は7.68ドルですむ。残念ながら15ドル以上になるようにプランを組まなくてはならないため、4カ所からの監視にして15.36ドル。月15ドル??高いじゃん!!と言わないでね。にやり。
もちろん年間である。年間15ドル、一月で1.26ドル。缶ジュース一本分だ。w
有料のサービスは15日無料で試せるのだが、1分監視は出来ない。無料監視から有料へアップデートすると、この15日の無料は受けられないそうだ。お勧めは、無料監視でちょっと操作になれたら、これはほっといて、別に有料へ申し込み、ここからアップグレードを申し込むことだ。監視場所は固定で申し込むのだが、その表示がUSとかUS1、US2、US3で通常はよくわからない。、実はUSの東部、中央、西部だとわかるのがこの方法。ここ以外だと、どこがどこなのか分からないし、後から変更が利くのかも不明だ。
多分、個人ベースで1分監視を行うのなら、ベストなのがここである。私も今申し込もうとしているのだが、無料の15日がどうとかこうとかで申し込めない。試行錯誤中なのである。
番外編である。
ここはお勧めできないという意味で掲載した。
「海外サーバー」でGoogle検索すると、最初に引っかかるサイトで、ここを紹介していた。まあ、参考程度にとしっかり書かれているのだが。
使ってみたら、参考にならないのだ。監視サーバーが世界中にあるのはそれとなく分かるのだが、その監視サーバー自体が安定していないらしい。そのため、見つからないとか、異常に長いレスポンスを報告してくるのだ。
困ったことに、監視サーバーが異常の場合、こっそりと接続中のラインが消えていく。まるでサーバーの不調を知られるのをいやがっているかのごとく。最初から、そんなアクセスポイントは無かったかのごとくだ。さんざん待たせて、「分かった分はこれだけです」と表示してくる。
有料版については実態が分からないことも追記しておこう。お金払ってまで試したいとは思わない。
無料版も用意されているのだが、最初の90日は15分間隔、その後の90日は24時間間隔だそうだ。他によい無料監視サービスがある現在、魅力がない。