プリンタードライバーはlinuxでは長い間鬼門であった。多少簡単になったのは、最近のことだ。
とはいえ、まだまだスムーズにとはいかない。私はborthreの白黒レーザープリンターHL-5020DNを使用している。
ブラザーはlinux向けにドライバーを出してくれるのでありがたい。通常なら、HPからダウンロードしたものをインストールすればまず動作する。まあ、大抵のメジャーデストリビューションであれば、わざわざHPからインストールしなくても、ドライバーを初めから持ってることも多い。
この5020もドライバーは用意されている。ただ問題なのが、この製品、アメリカと日本で同じ番号で発売されたのだが、機能が異なっているのだ。アメリカではポストスクリプトプリンターとして動作するのだが、日本語版ではその機能がない。当然、デバイスドライバーも異なっていなくてはならない。
ディストリビューションを作成しているのは大抵欧米人だから、日本の特殊性は無視されがちだ。得にデバイスドライバー一つだけなんて話ではそうだろう。そのため、日本の5020ユーザーは大抵のLinuxディストリビューションを使用する時に、もし標準的にドライバーが組み込まれていたとしても、HPから落としてインストールしなくてはならない。
幸運なことにUbuntuでは標準に組み込まれたものであっても選択を誤らなければ動作したと思う。確か3種類ほどドライバーがあって、一致したものを選べば簡単に動作させられる。他のディストリビューションであっても、日本語向けでjpがついているドライバーを選べば、日本語化されているだけではなく、日本向け製品用のドライバーがインストールされる用になっているものもある。
Ubuntu10.04を利用していたが、日本語インプットがいまいち具合が良くなかったので、その後にリリースされたopenSUSEをテストついでにディスクトップとして使用している。こちらは日本語インプットがうまく調整されているのでありがたい。
ただ、openSUSEのOpenOfiice.OrgはNovel独自仕様なため、例えばXPとかUbuntuとかで作成した文章を編集しようとしても、微妙にずれてしまったり、改ページが増えていたりと気をつけるべき点が多々ある。
そして、プリンタドライバーなのであるが、標準に入っているものは日本語製品向けのドライバーではないため、使用すると偉いことになる。スクリプトのコマンドなのだろうが、一ページに一行印刷され続ける。
そこでブラザーのページから落として使用する。最初にLPR用のドライバーをインストールし、その後にCUPSラッパードライバーをインストールする。製品別のドライバーダウンロードリンクをクリックすると、通常はプログラムで実行するか、ダウンロードするか尋ねるポップアップが表示されるだろうから、プログラムで実行で構わない。後は、YaSTが起動して勝手にインストールしてくれる。
両方共インストール後に、YaSTのプリンター設定ツールを起動してみれば、確かにプリンターが増えている。
いつもなら、これでOKなのだが、今回なぜか右に4センチ程度ローティトされて印字される。LPRプリンターの部分がずれているっぽい。対処法が分からないので、ブラザーに質問中である。
ここでメモっておくのは、毎回色々ディストリビューションをいじりすぎ、簡単に設定する方法をその度に思い出すのが難しくなったためだ。結局、トライアンドエラーを繰り返す。まあ、時間がもったいないと思ったため、メモ記事を作成しておこうと思った。
追記:
矢野さんからご連絡いただき、解決へのヒントをご呈示いただきました。ありがとうございました。
現在の環境では直接テストできないため、5250でも有効か確認できません。Brotherのプリンタをご利用の方の参考になることを祈っています。(尚、Brotherに問い合わせを行いましたが返事は帰ってきませんでした。)
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